もはや国民病とも言われる花粉症。あの手この手で嫌な症状を抑えたい!という方は、ドラッグストアのサプリコーナーで商品とにらめっこしているかもしれません。が、その前に!花粉症をはじめとするアレルギー症状を和らげるために、体温が下がりがちでないか、粘膜が丈夫かと考えてみましょう。

低体温にご注意!

平熱が36℃を下回ると低体温と言われ、睡眠不足やエネルギー不足、筋肉量の低下などが一因で、免疫のはたらきを低下させると言われています。
また、人間には日中活動している時に優位になる「交感神経」と、主に睡眠中に優位になる「副交感神経」の2種類の自律神経があり、1日の中で入れ替わりバランスを取り合っています。
本来人間は日が照っている時に活動し日が沈めば休む、という自然と協調しあったリズムを持っていました。しかし、便利な現代社会では、PCやスマホの普及で夜遅くまで脳が活発に働いている人も多く、睡眠不足も増えていることから、交感神経が常に優位でリラックスできていない人も増えています。
また、外食・中食や家電も発展し、食事も好きな時に食べられることが多く、自律神経を整えてくれるはずの生体リズムも乱れがちです。このような生活が続くと、体温調整もしづらくなります。

温め食材&粘膜を保護する食材をとろう!

体温を低下させないためには、まずはエネルギーの元となる糖質・脂質・たんぱく質が不足せずバランスよくとれているか、それらが体内でエネルギーに変わるために必要なビタミン・ミネラルも充足しているかがポイントです。
さらに、体を温める作用を持つこれらの食材がオススメです。
・根菜(ごぼう、大根など)……冬野菜、特に根菜は体を冷やしにくいとされています。
・長ねぎ、玉ねぎ……血行や発汗を促進する硫化アリルが含まれています。
・生姜……生の生姜に多いジンゲロールと、加熱後に増えるショウガオールには血行促進の働きがあると言われています。
また、花粉症では鼻の粘膜が炎症を起こしがち。皮膚や粘膜を正常に保つビタミンAを含む食材がオススメです。
・動物性食品 レバー、うなぎ、バター、チーズ、卵など
・緑黄色野菜 人参、かぼちゃなど
まずは自分の好きな食材から試してみてくださいね。

フードコーチ情報

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國枝加誉
管理栄養士・健康食育シニアマスター・一汁一菜研究家
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