2月14日はバレンタインデー、元々はバレンタイン司祭の殉教記念日です。3世紀のローマで徴兵のために兵士の結婚を禁止した皇帝に反して、たくさんの兵士を結婚させた司祭にちなみ、愛を誓い合う記念日とされています。日本では洋菓子メーカーの発案からチョコレートを贈る習慣が始まり定着しています。今回はバレンタインにちなみ、心身を愛でる(大切にする)チョコレートの働きをまとめました。

チョコレートはポリフェノールがポイント

チョコレートの主原料は、カカオ豆をすりつぶしてできるカカオマス。これにミルク、砂糖などを加え滑らかに混ぜ合わせ、練り上げなどの工程を経てから型に流し込まれてチョコレートが出来上がります。
砂糖がたくさん使われているものが主流のため血糖値をあげやすい、脂質も多く食べ過ぎると高カロリーになる、などの懸念がありますが、近年は甘さを抑えてカカオに含まれるポリフェノールを強化した健康志向のチョコレートが増えています。
ポリフェノールは植物の苦みや色素の元となる成分で、抗酸化作用など様々な効果が期待されています。カカオ以外では、緑茶の渋味成分カテキン、蕎麦のルチン、ウコンのクルクミンなどがあります。

カカオポリフェノールの健康効果

血圧低下作用

血管の炎症を抑えて拡張させることで血管を広く保ち、血圧を安定させます。

動脈硬化予防

強い抗酸化力で悪玉と言われるLDLコレステロールの酸化を抑制し、動脈硬化を予防してくれます。

アレルギーの抑制・緩和

抗酸化力が高く活性酸素の生成を抑え、その結果アレルギーの発症を防ぐことが期待されています。

脳の活性化

高濃度のカカオポリフェノールが脳の血流量を増加させることで、脳由来神経栄養因子(BDNF;Brain-derived neurotrophic factor)を増やす可能性がわかってきています。
このように、心身に嬉しい働きをしてくれるチョコレート。もちろんココアなどでもOK
です。糖分を取りすぎないよう気をつけて日々取り入れることで、子供から大人まで元気に過ごしていきたいですね。

フードコーチ情報

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國枝加誉
管理栄養士・健康食育シニアマスター・一汁一菜研究家
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