本格的な冬到来で空気もさらに乾燥、つられて肌もカサカサしがちになりますよね。皮膚を作るのも食べ物です。外からのスキンケアだけでなく、体の中からの肌ケアを考えてみましょう。

皮膚の乾燥を起こしやすい習慣とは

空気の乾燥も大きな原因のひとつですが、皮膚表面の角質層によるバリア機能が低下していることも考えられます。体をボディソープや石けんでゴシゴシと洗いすぎると、皮膚の表面をおおう皮脂を必要以上に落としてしまうのです。
子供は大人よりも角質層が薄い上、特に6歳までの幼児期はまだ皮脂分泌が少ないため、洗いすぎによる影響が強く出てしまいます。
皮膚は清潔に保つことはもちろん重要ですが、洗濯と同じでどのような汚れかで落とし方は異なります。界面活性剤の入ったボディソープや、ボディタオルやブラシでのゴシゴシ洗いは子供には避けたほうが良いでしょう。では、次は「食」についてです。

うるおい肌に近づける食の工夫

1.十分なエネルギーとたんぱく質

細胞の原料になる細胞を作るたんぱく質、細胞の膜を作る脂質をしっかり摂取できているだけでなく、エネルギー不足でそれらがエネルギー代謝に回らないよう、必要なエネルギーを摂れているか、そのほか、肌のうるおいに必要な栄養素も1日の食事できちんと摂れているかが重要なポイントです。

2.ビタミン

皮膚や粘膜の健康を保つのはビタミンA、緑黄色野菜に多いβカロテンは体内でビタミンAに変換されます。そのほか、うなぎ・卵黄にも含まれています。たんぱく質の代謝に欠かせないビタミンB2・B6もしっかりと。B2は納豆や豚肉に多く、レバーはB2とB6の両方を摂りやすい食品です。血行を促進してくれるビタミンEもぜひ摂りたい栄養素で、ナッツ類などに含まれています。

3.ミネラル

動物性食品に含まれ特に牡蠣に多い亜鉛も肌の健康には欠かせません。また、鉄分も不足すると貧血となり全身に酸素を運びづらくなり疲れやすくなり、新陳代謝も鈍ってしまいます。
これらの栄養素を3食でしっかり摂るには、子供が食べやすい・食べたくなる工夫が必要です。
彩りをよくする、カレー味・チーズ味など変化をつけて飽きないようにする、などの家族みんなで楽しく美味しく食べ、肌を元気に保ちましょう。

フードコーチ情報

写真
國枝加誉
管理栄養士・健康食育シニアマスター・一汁一菜研究家
詳細はこちら

関連するレシピ&記事

関連するキーワード