子供には寒い日も元気に外で遊んで欲しいところですが、本格的な冬に入ると指先に出る「しもやけ」が厄介なところ。痛いしかゆいしできるだけ防ぎたいですよね。今回はしもやけの原因と対策、特に食からできることについてまとめました。

しもやけが起こるのはなぜ?

その原因はズバリ血行不良です。手足の指先や耳、鼻など、細い血管が集まり冷たい外気に触れる場所に起こり、寒暖差が激しいと血液循環に問題が起きしもやけになりやすいと言われています。
さらに現代人は保温インナーを活用するなどして、気温に応じた体温調節がしづらくなっています。
・寒い→血管を縮めて血流を穏やかにして体表温度を下げて熱放出を防ぐ
・暑い→血管を拡張し血流をよくして体表温度をあげ発汗を促し、熱を放出させる
さらに便利な世の中ゆえの運動不足で、血行不良が続く人も。
ちなみに、末端が冷えるのが冷え性ですが、平熱が低く体の芯から冷えている低体温での人も増えています。
※理想の体温は36.8℃、平熱が36℃を切っている人は低体温と言われています。

食からできる!しもやけ予防

日頃から血行をよくしておくこと、低体温を防ぐことが重要です。

1.必要なエネルギーはとる!

エネルギー不足は低体温を招きます。また、食事をとると胃腸が動き、またエネルギーが作られる過程で熱が生み出されて体がポカポカします。食事を抜かずに3食リズムよくとれば、必要な栄養素も摂りやすくなります。

2.主食・主菜・副菜を

主食(穀物類)、主菜(たんぱく源)、副菜(野菜・きのこ・海藻)を揃えることで、必要なエネルギーだけでなく、血液や筋肉、皮膚を作るたんぱく質やエネルギーを生み出すのに必要なビタミン、ミネラルなどを確保しやすくなります。

3.血行をよくする食材を活用

積極的に摂りたい栄養素は血行を良くしてくれるビタミンEで、種実類や植物油、アボカド、かぼちゃなどに含まれています。脂溶性なので、油と一緒に調理してとると吸収が良くなります。
そのほかに食以外でできることは、体を冷やさないように外気に触れる部分をカバーする(手袋、イヤーカフなど)、体の芯から温める(腹巻など)、締め付けの強い肌着や靴下を避けることなどがあります。体温調節機能と高め平熱も上げておくと、免疫力が高まり風邪予防にも繋がります。しもやけは風邪と一緒に遠ざけてしまいましょう。

フードコーチ情報

写真
國枝加誉
管理栄養士・健康食育シニアマスター・一汁一菜研究家
詳細はこちら

関連するレシピ&記事

関連するキーワード