もう節分は過ぎてしまいましたが、2月3日は節分。翌4日は、立春。暦の上では春にあたります。立春を境に、春のような暖かい陽気の日もあれば、真冬に戻ったかのように寒い日があったりします。本格的な春の訪れがとても楽しみですね。
節分といって思いつくのが、豆まきや恵方巻き。今回は、節分にちなんだ話題です。

日本人と大豆、その栄養価

みなさんは節分に豆まきはしましたか。豆まきに使われる大豆についてのお話です。日本人は古来より、大豆を、豆腐、納豆、味噌、醤油、煮豆などとして食し、日本特有の食文化を育み、この栄養豊富な食材を活用してきました。日本の食卓に欠かせないものとして、日本人になじみの深いものです。大豆はたんぱく質が豊富で、人間にとって必要なアミノ酸20種類が全て含まれています。特に、米に不足しているリジンが多く、ご飯と一緒に食べることにより栄養価の向上が期待されます。まさに、ご飯と味噌汁、納豆の組み合わせは最高の組み合わせといえます。
大豆には、たんぱく質のほか、カルシウム、食物繊維、イソフラボン等も多く含まれています。
例えば、カルシウムの含有量で比較すると、100g当たりのもめん豆腐(1/3丁)には120mg、牛乳(コップ約1/2杯)には110mg含まれており、豆腐に軍配が上がります。
また、イソフラボンでは、40~59歳の女性約2万人を対象とした国立がん研究センターの調査結果では、大豆、豆腐、油揚げ、納豆を毎日食べる女性では乳がんの発症率が2割減ることが明らかになっています。
古来より日本人に縁とゆかりのある大豆や大豆製品は和食を意識すれば、自然にとり入れることができます。1日に1回を目安にぜひとり入れてみてください。お豆腐は湯豆腐、鍋もの、肉豆腐、マーボー豆腐などに。また、油揚げはトースターでカリカリに焼いて、小さく切って水菜とポン酢で和えると簡単な副菜ができます。
ただし、体によいからといって、どんな食品も過剰に摂りすぎるのはおすすめできません。適量をバランスよくとりましょう。

恵方巻き

今年の節分は恵方巻きを食されましたか?恵方巻きは、元々は関西で発祥した文化で、縁起の良い七福神に由来して、七種類の具材を巻くのが一般的です。7種類の具材に決まりはありませんが、やはり縁起を担ぐ具材が多く使われます。
定番としては、
・しいたけ
・かんぴょう
・えび
・でんぶ
・きゅうり
・だし巻き
・ウナギ
ほかには、サーモン、マグロ、かにかま、アボカド、とんかつ、レタス、とびっこなど。お子さんが好きな具材を巻いてもいいですね。
恵方巻は切らずに一本まるごとを、その年の恵方を向いて食べることで、無病息災、商売繁盛をもたらすともいわれています。切らないことで「縁を切らない」という意味も込められています。もう今年の節分は終わりましたが、ぜひ来年は恵方巻きの意味を意識しながら、お子さんと一緒に食育もかねて、好きな具材を7種類入れたMy恵方巻きを作って、家族みんなで食してみてくださいね。節分以外でも、7種類の具材が揃った巻き物は、栄養バランスが整いやすくなりますので、ぜひ試してみてください。

フードコーチ情報

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北川みゆき
管理栄養士、米国NTI認定栄養コンサルタント、米国Phytomedic Labs認定酵素・栄養セラピスト、野菜ソムリエプロ、受験フードマイスター養成講座講師、 ホリスティック栄養セラピーNature(ナチュレ)代表、NPO法人日本食育ランドスケープ協会理事 詳細はこちら

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