いま私たちの生活で手に入りやすい食材は“やわらかいもの”ばかりが普及しており、「噛むこと」が意識できていない子供が急増していると言われています。“やわらかいもの”はスナック菓子やインスタント食品、ファーストフードなどが含まれますが、これら噛まずにおいしいと感じるものは要注意です。「噛むこと」=「味わう」ことは、食材が持っている美味しさを引き出し、味覚の発達のためにも重要な営みであることはもちろん、「噛むこと」は歯の健康、体の健康など多くの健康効果が知られています。 「噛むこと」は良いこと尽くしなのです。特に「噛むこと」により期待できる、記憶力・集中力アップのための脳への影響は、受験生には無視できない大切な要素です。
「噛むこと」を習慣化して、1日3回の食事の時間も脳トレタイムにしてみましょう。

<噛むこと>で期待できる健康効果
〇脳の発達
よく噛むことで脳に十分な酸素が送られ、思考力がアップします。

〇胃腸へ働きを促進
噛む回数が増えると胃腸の動きを活発にさせ、消化吸収にも良い効果が◎
便秘予防にもなるので、受験当日にお通じの不調で悩むこともありません。

〇勉強へ全力投球
噛むことは丈夫な歯の発達も促します。ここぞと言う時に歯を食いしばって
力を発揮することができます。

●噛んで脳トレ!3つのポイント

<1> 噛み応えのある食材を使いましょう!
根菜類や食物繊維の多い野菜、魚介類や赤身の肉の塊、こんにゃくなど、歯ごたえがある食材を選びましょう。
硬さ・弾力のある食材を使うだけで、必然的に噛む回数を増やすことができます。

<2> ひと口ごとに入れる量を控えめにしてみよう!
一気に頬張ってしまうと、咀嚼不足で飲み込んでしまう量が増えてしまいます。
1回に口に入れる量を少量にすることで、丁寧に噛むことできるようになります。

<3> 噛みながら好きな言葉を唱えてみよう!
ひと口30回が目標です。自分の好きな言葉を心の中で唱えれば、30回噛むこともあっという間です。
例)「べんきょうがんばろう」は10文字なので咀嚼に合わせて3回唱えればすぐに30回ですね!

フードコーチ情報

完成
椎橋 聡子
管理栄養士 健康運動指導士 株式会社Food Smile 代表
「健康になりたいけど、どうしていいかわからない」という方のために、 <むずかしいことをわかりやすく、そして常にWOW!(驚き・感動・楽しさ)を与える>ことをモットーにわかりにくい食の専門知識を、 ひとりひとりのニーズに合わせたメッセージにして伝えることを目指しています。 また、パフォーマンスを発揮したい時に食事で失敗しないための食事術「パフォーマンス飯」が得意分野であり、 アスリート・ビジネスパーソン・受験生向けの食事セミナーは、トータル300本を超える。他、ゴルフ場のレストラン監修、記事執筆、カロリー計算・測定事業など幅広く活動中。

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