いよいよ試験当日。これまで積み重ねてきたことを最大限に発揮して合格をつかみたいもの。でも、当日は緊張もしているし、なんといっても長丁場。そんなときは、スタミナ切れを起こさない食事が大切です。体を冷やし、胃腸を刺激してしまう冷たい飲み物や消化に時間がかかる脂っこいものは控えます。また緊張状態では、消化が滞りやすくなりますので、食事の時は気持ちを切り替えてリラックスして食べるようにしましょう。

血糖値の上昇を緩やかにする

試験中に脳のスタミナ切れを起こさないようにするには、血糖値の上昇を緩やかにすること。脳が働くためのエネルギー源となるブドウ糖を安定して供給することが大切です。そこで朝ごはんには、食物繊維を含んでいる主食をチョイスするのがおすすめです。精製されていない玄米にしたり、白米に雑穀やもち麦を混ぜたり、全粒粉のパンなどがおすすめです。また、菓子パンやお砂糖入りの甘い清涼飲料水などは避けるようにしましょう。糖質に偏ってしまい、血糖値の急上昇と急降下を招きやすくなります。
具体的なメニュー例として、朝ごはんには、玄米や雑穀、もち麦を摂り入れ、具だくさんの味噌汁と卵、ほうれん草のお浸しなどの組みあわせ。
また、スープごはんもおすすめです。雑穀やもち麦入りのご飯、ささみのひき肉やキノコ、季節の野菜を入れるといろいろな栄養素がとれて体も温まります。味付けは、和風、コンソメ風などお好きな味付けで。また、全粒粉のサンドイッチも手軽でいいですね。ポイントはどちらもよく噛んで食べることです。

食事はリラックスして食べる

試験当日はどうしても緊張してしまうもの。更に試験を受けているときは、体は戦闘モードになっているため、交感神経が優位になります。このとき、空腹を感じない人も多いことでしょう。体は闘うことを優先させているので、食事どころではないからです。
一方、リラックスしているときや睡眠のときには、体はお休みモードになっているので、副交感神経が優位になります
それでは、食事のときはどちらの神経が優位な方がよいと思いますか。
答えは後者です。心と体は常に連動しています。
以上のメカニズムから、朝食、昼食の食事の時には気持ちを切り替えて、ぜひリラックスして食事をしてください。また、気分の切り替え方法としておすすめなのは、ランチをとる前に、深呼吸を数回行うことです。気持ちが落ち着いてゆっくりと食べることができます。副交感神経が優位になると、消化液や消化酵素がよく分泌されて、消化がされやすくなります。よく噛むことも忘れずに!
スープジャーで、あたたかい味噌汁やスープを持参すると、体が温まってほっとするため、更に落ち着きます。

時間に余裕を持ち、朝のトイレタイムを確保する

前日は早くに休んで、たっぷりと睡眠を取り、早めに起きて時間に余裕を持ちましょう。朝ごはんをよく噛まずにかけこみ、排便の時間も取れずに試験会場に向かうのはおすすめできません。
緊張していると腹痛が起こりやすくなります。また便秘の状態だと、お腹がすっきりせず気分が晴れないため、試験のパフォーマンスにも影響が出かねません。

フードコーチ情報

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北川みゆき
管理栄養士、米国NTI認定栄養コンサルタント、米国Phytomedic Labs認定酵素・栄養セラピスト、野菜ソムリエプロ、受験フードマイスター養成講座講師、 ホリスティック栄養セラピーNature(ナチュレ)代表、NPO法人日本食育ランドスケープ協会理事 詳細はこちら

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