文部科学省が推進している「早寝早起き朝ごはん」という国民運動はご存知ですか。
「早寝早起き朝ごはん」全国協議会と連携して、子どもたちの規則正しい生活習慣を確立させて、生活リズムの向上を図るための取り組みを推進しています。
「早寝早起き朝ごはん」は、子どもがすくすく成長するために取り入れたい大切な生活習慣です。
では、どんな効果があるのが具体的に見ていきましょう。

「寝る子は育つ」早寝で期待できること

脳には日常のできごとや、勉強して覚えた情報を一度ファイルに整理整頓して保存しておく「海馬」という場所があります。この「記憶の司令塔である海馬」が働かなくなってしまうと、新しいことが覚えられなくなってしまいますが、この海馬の働きを助け、さらに子どもの成長に欠かせない脳内物質である
“メラトニン”(眠りのためのホルモン)と“成長ホルモン”(カラダの成長を促すホルモン)は眠っている間に分泌されます。夜更かしをすると、これらのホルモンの分泌が十分に得られない場合があるため、
早寝をすることでカラダも脳の健康も保つことができます。

朝の光を浴びてセロトニンを分泌!早起きで期待できること

朝の光を浴びると、脳を目覚めさせるホルモンである「セロトニン」が分泌されます。
セロトニンが分泌されると、頭がすっきりと目覚めて、集中力もアップし、カラダの活動スイッチもONに
切り替わります。また夜ぐっすり眠るためには、眠りのためのホルモン“メラトニン”が必要ですが、メラト
ニンはセロトニンを材料にしているため、日中にセロトニンの分泌を増やせるよう活動することは大切な
のです。

学習効果を左右する!朝ごはんで期待できること

私たちは寝ている間にもエネルギーを消耗していますので、朝起きた時はカラダ脳もエネルギーは空っぽの状態です。朝ごはんは、活動するためのエネルギー源である「炭水化物」をとることで活動のスイッチが入り、1日のスタートに備えることができます。また最近の研究ではたんぱく質を含む朝ごはんを食べた方が、知的作業効率が高いという結果も出ており、学習効果もアップすることはわかってきています。早寝早起き朝ごはんは子どもの生活の基本中の基本であり、メリットもたくさんあります。
大人も含め、早寝早起き朝ごはんが実践できる環境を作ってあげるように、生活習慣を見直してみましょう。

フードコーチ情報

完成
椎橋 聡子
管理栄養士 健康運動指導士 株式会社Food Smile 代表
「健康になりたいけど、どうしていいかわからない」という方のために、 <むずかしいことをわかりやすく、そして常にWOW!(驚き・感動・楽しさ)を与える>ことをモットーにわかりにくい食の専門知識を、 ひとりひとりのニーズに合わせたメッセージにして伝えることを目指しています。 また、パフォーマンスを発揮したい時に食事で失敗しないための食事術「パフォーマンス飯」が得意分野であり、 アスリート・ビジネスパーソン・受験生向けの食事セミナーは、トータル300本を超える。他、ゴルフ場のレストラン監修、記事執筆、カロリー計算・測定事業など幅広く活動中。

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