毎日朝ごはんを食べていますか?夜遅くまで勉強したので、朝は眠いからぎりぎりまで寝ていたいから、朝ごはんを食べないという習慣はありませんか。朝ごはんを食べることによって得られる効果を3つのポイントに分けてお伝えします。

【朝ごはんの効果1】朝ごはんと成績の関係

文部科学省の調査によると、朝ごはんを毎日食べている子供の方が、食べていない子供より、学力調査の平均正答率が高い傾向にあるという結果が出ています(出展:早寝早起き朝ごはん)全国協議会ホームページより)。
具体的に見ていくと、小学6年生の算数の正答率では
「朝ごはんを毎日食べている‥76.7%」
「朝ごはんは全く食べていない‥58.4%」。
中学3年生の数学の正答率では
「朝ごはんを毎日食べている‥66.9%」
「朝ごはんは全く食べていない‥49.1%」
という顕著な結果が出ています。
朝ごはんを食べて、エネルギーを補給し、よく噛んで食べて脳の動きを活発にし、内臓も目覚めさせて1日をスタートする準備をととのえましょう。

【朝ごはんの効果2】早寝早起き朝ごはん

おすすめの生活習慣は「早寝早起き朝ごはん」です。夜遅くに塾から帰宅したら早めに休み、早起きをして朝ごはんを食べて、朝に勉強をして登校。夕方塾がはじまる前に早めに塾に行き、自習室などで勉強をする。そうすることによって、自然と朝型生活になります。
この「早寝早起き朝ごはん」は、文部科学省と全国協議会が連携をして国民運動を推進しているものです。早寝早起きの効果には、朝の光を浴びることで脳の覚醒を促す脳内ホルモンであるセロトニンが活発に分泌されることが関係しています。セロトニンによって頭がすっきりと目覚め、集中力が上がります。セロトニンの分泌は、夜寝ている時にはなく、朝起きるとはじまります。陽の光を浴び、朝ごはんをしっかりとよく噛んで食べることは、セロトニンの分泌を増やすのに効果的であることが知られています。
受験期に限らず、幼少期からこの習慣を身につけることによって、生涯健康でいられる秘訣となります。また、受験生は大切な発育過程の時期でもあります。十分な睡眠を確保し、朝は欠食せずきちんと食べることが健全な発育にもつながります。

【朝ごはんの効果3】朝ごはんは中身が大切!バランスを意識しましょう

上記で、日中にセロトニンを多く分泌させることが大切とお伝えしました。夜にはメラトニンが分泌され次第に体温を下げ、眠りを促し睡眠と覚醒のリズムが作られていきます。このどちらが乱れても、生活習慣の乱れにつながります。実はメラトニンは、日中に分泌されるセロトニンから合成されます。なので、朝からきちんとセロトニンが分泌されていないと夜メラトニンが分泌されにくくなり、スムーズな入眠を妨げてしまいます。セロトニンを作る材料となるのが、アミノ酸の一つであるトリプトファンです。たんぱく質を分解したものがアミノ酸なので、肉、魚、卵、豆腐、納豆などのたんぱく質が豊富なものを朝ごはんにしっかり摂り入れることが大切です。つまり、主食(ご飯、パン、めん)、主菜(魚、肉、卵、大豆製品など)、副菜(野菜)をそろえた朝ごはんがおすすめです。
主食からエネルギーを、主菜からたんぱく質(トリプトファン)を、副菜からビタミン・ミネラル・食物繊維を摂ることによって、主食、主菜を体の中で有効的に使える状態にし、体の中のいらないものが排泄されます。例えば、「ご飯+納豆+野菜入り味噌汁」「卵かけご飯+野菜入り味噌汁」「食パン、目玉焼き、野菜サラダ」でOKです。朝ごはんをパンだけ、おにぎりだけで済ませないように心掛けたいものですね。

フードコーチ情報

写真
北川みゆき
管理栄養士、米国NTI認定栄養コンサルタント、米国Phytomedic Labs認定酵素・栄養セラピスト、野菜ソムリエプロ、受験フードマイスター養成講座講師、 ホリスティック栄養セラピーNature(ナチュレ)代表、NPO法人日本食育ランドスケープ協会理事 詳細はこちら

関連するレシピ&記事

関連するキーワード