成長期にあたるジュニアアスリートの場合、“成長に必要な栄養素”+“運動に必要な栄養素”を食事からとる必要があるため、大人からみると「ギョッ」と驚くような量を食べていることもあります。
そんな我が子を見て、「すごい食欲、大丈夫かな」とか「こんなに食べて食べ過ぎじゃない?」と心配になるママもいらっしゃると思いますが、その“食べっぷり”が問題なのか否かは、食べた結果カラダがどう変化しているのかを確認しましょう。カラダにあった食事をできている場合は何ら問題ありませんが、問題なのは体重が増えてパフォーマンスが落ちてしまった、などの場合です。

食べ過ぎを解決するために効果的なこと

当たり前ですが、よく噛むこと。
食べ過ぎてしまう方の特徴として“食べるスピード”が早いということがあげられます。
ひとくち30回噛みましょう!は何処に行っても言われる、当たり前のこと。
ここでは、ひとくち30回噛ませるためには、どんな工夫が必要なのかをご紹介します。

<1> 切り方は“ゴロゴロ”がおすすめ
歯ごたえのあるカミカミメニューの提案は当たり前ですが、ごぼう・豆・切干大根など、
硬い食材は案外少ないものです。ですので、切り方で“硬さ”を演出しましょう!
野菜の切り方は、“小さく”から“大きく”。”みじん切り“から”ゴロゴロ“といったイメージです。
お肉も“ひき肉”より“塊り肉”と考えるとわかりやすいと思います。
ある程度の大きさがあれば、必然的に噛まざるを得ませんので噛む回数を増やすことが
できます。ただ、胃腸の調子が悪い時などは“ゴロゴロ”切りだと、胃腸に負担がかかる可能
性があるため、コンディションによって適宜調整してください。

<2> 調理法は“ササっと”がポイント
調理法でも、噛むための技があります。
それは、野菜であれば“クタクタ”“トロッ”といったじっくり煮込む系よりも、“ササっと”“パパっと”
の時短調理法にすることで、シャキシャキ感が残り噛み応えをアップすることが可能に。
そしてうどんやパスタも同様に、ゆで時間をやや短くすることで、同じ料理でも噛み応えのある料理に変身させることができます。ただ噛み応えは=食べづらさではないので、この辺りの加減はしっかり行ってください。まずは食べてみて違和感がない、美味しいが一番です。
 
<3> スプーン、フォークは”小さめ“
これは1回で口にいれる量を、少量にするための工夫です。
大食い、早食いの人は、1回に口に入れる量が多く、小動物のように頬いっぱいにごはんを含
んでいるというシーンをよく見かけます。口の中に大量の食事が入ったまま30回噛むのは困難。よく観察してみると、口に含んだ食事のほとんどを飲み込み、最後に残った少量だけを一生懸命30回噛んでいる、というのをよく見かけます。まずは1回に入れる食事量を少量にして、それをしっかり噛むことを実践してみましょう。

フードコーチ情報

完成
椎橋 聡子
管理栄養士 健康運動指導士 株式会社Food Smile 代表
「健康になりたいけど、どうしていいかわからない」という方のために、 <むずかしいことをわかりやすく、そして常にWOW!(驚き・感動・楽しさ)を与える>ことをモットーにわかりにくい食の専門知識を、 ひとりひとりのニーズに合わせたメッセージにして伝えることを目指しています。 また、パフォーマンスを発揮したい時に食事で失敗しないための食事術「パフォーマンス飯」が得意分野であり、 アスリート・ビジネスパーソン・受験生向けの食事セミナーは、トータル300本を超える。他、ゴルフ場のレストラン監修、記事執筆、カロリー計算・測定事業など幅広く活動中。

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