「プロテインは飲ませた方がよいのでしょうか?」
ジュニアアスリートを持つお母さんからよく聞かれる質問です。
この質問に対しての答えはYESでもなくNOでもありませんが、プロテイン使用の原則として
「食事で必要とする量のたんぱく質がとれない場合に、不足分を補うために使ってください」
とお伝えしています。
活動量の多いジュニアアスリートでも余程のことがない限り、「1日3食+補食」の中で必要なたんぱく質は摂取できるはずです。まずは普段の食事でたんぱく質がとれる、肉・魚・卵・大豆・大豆製品・乳製品をまんべんなく食卓に並べられているのかをチェックしてから、プロテインの使用を視野に入れるようにしましょう。

食事で十分にとれるたんぱく質

「1日3食+補食」でどのくらいのたんぱく質がとれるのか、具体例で確認してみましょう。

<1日のたんぱく質推奨量>日本人の食事摂取基準2015年版より
●小学校低学年の場合       35~40g
●小学校高学年~中学生の場合 50~55g
※一般的な子供の推奨量のため、活動量の多いジュニアアスリートのたんぱく質必要量は
 これよりも若干多くなります。

<1日の食事例とたんぱく質量>
●牛乳 コップ1杯 6.6g
●プレーンヨーグルト 1カップ 3.6g
●納豆 1パック 6.6g
●ゆでたまご 1個 6.2g
●豚ロース肉 3枚(60g) 11.6g
●鮭 1切れ(70g) 15.6g
●ごはん お茶碗3杯 11.3g
たんぱく質合計 61.5g/日

こうやって見てみるとプロテインに頼らなくても、たんぱく質は食事で十分にとれることがわかります。

こんな時がプロテインの出番!

食事でも十分にたんぱく質がとれることがわかりましたが、食事が思うようにできないシーンも時にはあるはずです。そんな時は、プロテインの活用を視野に入れてみましょう。
こんな時がプロテインの出番です。

<1> 小食で食事からのたんぱく質摂取がどうしても追いつかない時
小食で思うように量が食べられない、偏食がひどい場合には、無理に食事からとらせようとすると精神的な負担となるため、本人のストレスが少なくなる形でたんぱく質の補給を検討してみましょう。ジュニアアスリート用のプロテインもあるので、用途や好みに合ったものを探して試してみてください。

<2> 胃腸の調子が悪く、肉や魚など食べられなかった時
時には体調不良で食事が喉を通らないこともあるでしょう。胃腸の調子が悪く、いつもと同じ量を食べられない時にはプロテインを上手に活用しましょう。また合宿や遠征先で体調を崩す選手も多いので、お守り代わりに持ち歩くだけでも安心して過ごせるかもしれません。

プロテインと上手に付き合って、強いカラダ作りを目指しましょう!

フードコーチ情報

完成
椎橋 聡子
管理栄養士 健康運動指導士 株式会社Food Smile 代表
「健康になりたいけど、どうしていいかわからない」という方のために、 <むずかしいことをわかりやすく、そして常にWOW!(驚き・感動・楽しさ)を与える>ことをモットーにわかりにくい食の専門知識を、 ひとりひとりのニーズに合わせたメッセージにして伝えることを目指しています。 また、パフォーマンスを発揮したい時に食事で失敗しないための食事術「パフォーマンス飯」が得意分野であり、 アスリート・ビジネスパーソン・受験生向けの食事セミナーは、トータル300本を超える。他、ゴルフ場のレストラン監修、記事執筆、カロリー計算・測定事業など幅広く活動中。

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